六十年代、紅テント。

cossi by chikin @ 2008-05-17

最近読んでいる本で今日
唐十朗の六十年代の活動を細かに書いた章に差し掛かった。
在学中、現代演劇史を授業で聴いていたような気もするけど、
強制的に気かされる事は私の頭には残らないようになっているらしいので
初めて知って驚く事ばかりだった。
驚く、というか、興奮した。
その時代の、いわゆるアンダーグラウンド演劇、反新劇をやり続けた人々の
情熱とか破天荒さとか思想、行動力、発言、想像力。
前にトミーと唐組を見に行った時ははっきり言って全然おもしろくなかったのだけど、
今にしてみると
観る人間が闘争も反抗も知らぬ脳みそてろんてろんの私。
ぬくぬく全温室みたいな平和な現代日本。
という最悪の状況設定ではそこに何も生まれなかったのは当然なのかもしれない。
あのテントで本当に楽しそうに観劇していた人たちとはバックが違いすぎるのかもしれない。
そのどちらがいいとか悪いとかは別として。
今現在唐十朗がどういう思惑で作品を創っているのかはわからないが、
唐作品の神髄はその時代の劇団名とおり「状況」にあるのじゃないかしらと思う。
(現・唐組=前・状況劇場)
公演内容やなんかは二の次で、
そこでそのときそのひとたちとそれを。が全てなんじゃないか。
とにかく私と2008年5月と精華小劇場とでは化学反応は起きなかった。
今、むっちゃタイムスリップして60年代の状況で紅点テントを体感したい。
そして単純に彼らの熱に触れたい。
chikinも嘴吹っ飛ぶ程燃えよう。
cossi

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