7月7日@京都芸術センターで岩下徹さんの『放下23』を観た。
感想を書こうといくつか文章を書いたがやめた。
「感想文」はあまり意味がないような気がした。
私が「詩」を書ければ良かったかもしれない。とにかくあの日何十人もの人たちと岩下さんと60分間という時間を共有した。
そういうことだ。
岩下さんは「お変わりない」。その日の舞台上の岩下さんも、何日か前に偶然にも道端ですれ違って挨拶した時も。
同じ「岩下徹」さんだった。
いつでも岩下さんの目はまっすぐ澄んでいて、踊っていたって歩いていたって岩下さんなのだ。
それはある種とても特殊な事で、だからあの日私の目は特に岩下さんに釘付けではなかった。
そしてとても楽しかった。
思い出した時、また岩下さんが踊っているのであればまた観に行きたいなと思った。

山村麻由美





